刑事一徹~命懸けで捜査に挑む“犯人より心配性な男”

2016年7月23日 テレビ朝日 土曜ワイド劇場「刑事一徹~命懸けで捜査に挑む“犯人より心配性な男”」

丹下一徹(哀川翔)は、警視庁捜査一課八係の主任。周囲からは、やり手のデキる刑事と思われ一目置かれているが、実のところは極度の心配性。逮捕を恐れる犯人の心理が手に取るようにわかるため、人一倍推理が冴えているのだ。座右の銘は「念には念を入れよ」で、常に携帯しているリュックには捜査に必要なものはもちろん、着替えや非常食、懐中電灯などありとあらゆるものが詰め込まれている。

 交番勤務の警官・加藤信也(井俣太良)が刺殺され、拳銃が奪われる事件が起きた。犯人はもうひとりの交番警官・小野良一(螢雪次朗)を撃って逃走したが、一徹は冴えわたる推理で、素早く容疑者を確保! その日、八係に着任したばかりの女性刑事・音無ほのか(南野陽子)は、一徹の鋭さに目をみはる。
 まもなく捕らえた犯人は派遣労働者の木村彰男(山口翔悟)と判明するが、拳銃を所持しておらず、銃の行方については完全黙秘。木村は3年前に妻を事故で失って以来、孤独な人生を送っていたようだった。一徹は、残りの銃弾が4発も残っていることを心配。次の事件が起きる前に、一刻も早く拳銃を見つけ出さなければと動き出す。

 しかし、そんな丹下の心配は的中! 奪われた拳銃を使った強盗殺人が発生した。 被害者は信用金庫勤務の円山勝彦(菊地啓介)で、犯人は集金した600万円の現金を奪って逃走した。
 その直後、交番で撃たれ、軽傷を負って入院していたはずの警官・小野が、病室から姿を消した。不審に思った丹下とほのかは、小野が足しげく通っていたという焼き鳥店を訪問、家族の話題になった際の店員・池澤今日子(美保純)のそっけない反応が気になる。調べたところ、今日子の娘・桜(金澤美穂)がストーカー行為に悩み、自殺していたことが発覚。桜はストーカー問題について、小野に相談を持ち掛けていたらしかった。 

 そんな中、突如、木村が自供をはじめ、完全黙秘から一転、拳銃は公園の茂みに隠したと話し出す。上層部は木村が奪った拳銃を何者かが偶然発見し、それを使って強盗殺人に走ったと考えるが、一徹はストーカー事件との関連が気になって…。残りの銃弾は、あと3発。これ以上犠牲者を増やさないために一徹は執念の捜査を続けるが、行動を共にするうち、ほのかは一徹が心配性であることを見抜いてしまい…!?

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出演: 哀川 翔、南野陽子、ラサール石井、篠井英介、清水ミチコ、美保 純、螢雪次朗、大高洋夫、山口翔悟、金澤美穂 ほか

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